落ち葉のシーズン、いつもの散歩道を健太&Maxと歩く。
Maxがすれ違うワンちゃんに向かって吠えることもなく、頭をなでてくれる人に向かって唸ることもなく、フツーの散歩が平和に終わる。
普通が一番。前みたいに、公園を走り回されてはたまらない。
MAX首輪すっぽ抜け事件
首輪をしていない柴犬がうちの前をうろうろしていて、あやしかったことをつい先日書いたばかりだが・・・
そういうMaxも、散歩中に首輪がすっぽ抜けて公園を走り回ったことがある。
健太と一緒に散歩させていた時に、こっちに来い、とリードを引っ張ってMaxが踏ん張った拍子に、首輪が抜けてしまった。
一瞬きょとんとしてから、ラッキー♪と、軽快に駆け去るMax。やばい、追いかけないと、と焦るわたし。でも健太はどうしよう。
健太は首輪もリードも付いているし、どうにかなるだろうと、その場に残して慌てて追いかける。
Maxは時々立ち止まったりして見える範囲にいるのだが、捕まえようとするとするりと逃げ、首輪がないから捕まえるポイントがなくて、触ることすらできない。
週末にラグビーや野球のチームが練習しているような大きなグラウンドの周りを、4分の3くら追いかけっこする。普段運動をしていないせいで、足がもう限界。
向こうからおじいちゃんが歩いてきたので、「その犬つかまえてください!」と頼みたかったが、 「あー、これは、柴犬やね?」と、のんきな発言。状況をわかっていない感じだしお願いしなかった。
そうだ。ポケットに釣り餌のチーズを入れてるんだった。
ほら、チーズあげよう、と見せると、ぴたっと動きを止め、言ってもないのにお座り。
現金な子だ。でもおかげで捕獲できた。チーズを持ってて助かった。
Maxを抱きかかえてフラフラしながら(足は限界だし犬は重いし)健太を置き去りにした場所に戻ったら、その場に放り投げたはずのリードが木の枝に引っ掛けられてあった。きっと、私がダッシュした現場を見ていた方が、健太が逃げないように引っ掛けてくれたのだろう。
結局、何も被害なく終わってよかったが、Maxがもしそのまま走り去っていたら、不審犬の仲間入りをするところだった。