BAD Shiba MAX改善日誌

気性が荒い柴犬MAXが良い子に近付いていく記録、になりますように - Days with Bad-Tempered Shiba Inu Dog with Hope for Improvement

去勢を考える

多動気味、というより、思いっきり多動のMaxが少しでもおとなしく毎日を過ごす方法として、去勢を考えている。

性的な衝動が去勢により抑えられるなら、いろいろなことに瞬時に反応しやすいMaxが興奮する頻度が多少なりとも下がるだろう。

おだやかに過ごす時間が増えるなら、何らかの刺激に突然反応して人を噛むという一番悪い点が、少しでも改善されるのではないだろうか。

それに、オスの本能が弱まれば、同じオスである先住犬の健太に激しく向かっていくのも、他のオス犬に向かってうるさく吠えるのも、ましになるかもしれない。

去勢は犬にとって悪いことではない、と認識している。しかし、噛むなどの問題が直接治癒されるわけではなく、やわらぐかもしれないという期待があるだけなのに、全身麻酔を使用する手術を受けさせていいものだろうか。

息子は、Max手術中に死ぬことはない?と心配している。

犬の去勢は一般的な手術であって特別心配することではないけど、どんな手術でも危険はゼロではないという話をする。

私自身もいろいろと考えてしまい、なかなか踏ん切りがつかない。

エリザベスカラー

決断できないもう一つの理由が、手術後2週間はエリザベスカラーを付けないといけないこと。

首の周りにエリマキトカゲのように付けるプラスチックのカバー。手術の跡をなめないように、口と傷を強制的に隔離するためのものだが、こんなものをMaxに付けたら、嫌がって、なんとしてでも外そうとして破壊するのは目に見えている。

調べてみると、布製のものなど、違和感がより少ない製品もある。だが、Maxには布は通用しなさそう。布製のおもちゃを噛みちぎる要領ですぐにぼろぼろにしてしまうに違いない。

術後ウェアという、傷口を覆う形状の服があるようだ。これを発見したときは、これだ!とうれしかった。首の周りに何か異物が付けられているよりは、服を着るだけの方が断然いいのではないか?

しかしよく考えたら、服を着せたことがないMaxは、これもすごく嫌がるだろう。手術後すぐの、何がなんだかわからない時に奇襲攻撃で着せてしまうとして、その後が怖い。2週間着せっぱなしではだめだろうから、着替えさせなければいけないが、私が負傷せずに着替えさせられる気がしない。

結局、プラスチックのエリザベスカラーが一番実用的で、私が怪我をする確率も低そうだ。

手術の予約はまだだが、装着する前に慣れさせるため、とりあえずAmazonで購入する。

家に届いたカラーを、Maxは匂いをかいだり触ったりしていたが、首回りに装着してみたら、やっぱり全力で嫌がった。

そんなこんなで、去勢手術を考えてから2か月くらい経っているが、まだ決断できていない。

かかりつけの獣医さんには相談済みで、あとは手術お願いしますと連絡すればいいだけなのだけど。