家の門に散歩中のワンちゃんがおしっこをかけることで困っている。
以前にこちらの記事 ↓ にそのことを書いた。
よそのワンちゃんと門越しにコミュニケーションできるのは、健太とMaxにとってうれしいことだ。実際に今日は、門の前にいつも立ち寄ってくれる豆柴ちゃんと散歩中に出会って、うれしそうに直接のコミュニケーションをしていた。いつもうちの前通ってるよね、はじめまして!という会話がされていたかもしれない。(Maxは、豆柴なら自分より小さいので吠えない。)
なので、散歩中のワンちゃんに対して、うちに近寄らないで、とはまったく思っていないけど、そうするとおしっこ問題が付いてくる。どうすればいいだろう。
飼主さんがちょっと気をつけてくれればいいだけなので、おしっこをさせないでというステッカーかプレートか何かを門に掲示してはどうだろう。
うん、いいかもしれない。市販のプレートをちょっと探してみる。
これはメッセージが直接的すぎるか。見た人をムッとさせそうだ。
ずーっと昔、山道をドライブ中に、「速度落とせ」の標識に友人が怒っていたのを思い出した。
カーブのガードレールに「速度落とせ」「わき見するな」などの標識や看板が取り付けられていたのだが、カーブだらけの山道なので、そんな標識が何度も現れる。その命令口調を何度も見ていると、だんだん腹が立ってきたと言うのだ。
命令口調なのは、「もしよろしければ速度を少しだけ落としてください」、「山道は危険ですのでわき見をしないようにしましょう」などと長々と書いていたら、読み終えた頃には危ないことになるからじゃないか。もちろんそんなことは言わなかったけど、とにかく、いろんな人がいるなぁと思った。
おしっこプレートの話に戻ると、NO!よりもうちょっと丁寧な文言のものを見つけた。
シンプルなデザインでなかなかいい。ご協力までお願いしている。
それか、自分で作ってしまってもいい。
さすがにフンを置いて行かれたことはなく、尿のことだけ言えばいいので、
「ここでワンちゃんのおしっこをさせないで下さい」
と、より柔和な文章にしようか。
それか、
「ここでワンちゃんがおしっこをしそうになったらあちらへどうぞ」
と、誘導型なんてどうだろう。禁止するのではなく、別の場所に行くように提案するのだ。
でも、どこへ?
門の横の植え込みにされてもやっぱり嫌だし、お隣りの家でどうぞ、とは言えない(当たり前だ)。
住宅街には、犬がおしっこをしていい場所などほとんどないのだ。
うーん、誘導型はいいと思ったのだけど、誘導する先がない。
ここまで考えて、ふと我に返る。
そうだ、私はこの種の注意看板の効果に常々懐疑的なのだった。
たとえば「犬の糞は飼主が責任をもって持ち帰りましょう」という、公園や歩道で見かける看板。多分、飼主はそんなことはわかっていてそれでも放置しているのであり、これを見て、よし、持ち帰ろうと思うだろうか。
「マムシに注意」だったら、この辺りにマムシが出るんだな、という注意の喚起になるが、「車の窓からゴミを捨てないで」とか、「みんなのトイレです。きれいに使いましょう」とか、大部分の注意看板は、はっきり言って、なくていいと思っている。
それなのに、自分で看板を設置するのも変な話だ。
それよりも何よりも、散歩で通る方はみなさんご近所の方なのだから、いくら文言を丁寧にしても、やっぱりそんなこと言えない。
というわけで、これは妄想だけでやめて、朝夕に地道に水で流すことにした。
面倒だが、数日続けているうちに、たまにおしっこ跡がない日には、ちょっと残念に思うようになってきた。
変な話だ。
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