首輪をしていない柴犬が家の前に現れ、Maxが狂ったように吠えて大変だったことを以前に書いた。以前の記事はこちら↓。
しばらく見なかったその犬が、また出現した。
Maxが、家の外で狂ったように吠えている。何か聞いたことのあるような吠え方…デジャヴ。もしや、と思って外に出ると、門の前で例の柴犬がまたうろついていた。
Maxはヒステリックに吠え続ける。よく吠える犬ではあるけど、こんな吠え方を他の時に聞かない。そばに人間がおらず、犬だけがふらふらと家に近寄ってくるなんてことは、今の世の中たしかに普通じゃなく、よっぽど警戒しているのだろう。柴犬同士は相性が悪いので、それもあるかもしれない。
前回、なだめようとしてあやうく噛まれそうになったので、今回は慎重にMaxに近寄る。しばらく吠えさせておいて、タイミングを見計らってキャッチ。
家の中に押し込めて、徘徊犬を見にもう一度外に出たら、もういなかった。
Maxあやうくぬれぎぬ事件
家に入って、うるさかったなぁ、やれやれと思っていると、ピンポーンとインターホンが鳴る。
カメラには、スポーツウェアを着た若い女性。見たことがない方だ。なんだろうと外に出る。
ジョギング中だというその方が、お宅柴犬飼ってますよね、さっき追いかけられてすごく怖かったんですけど、と苦情を言う。
あぁ、あの犬のことだな、とすぐにわかる。あの犬がうちの家の前をうろちょろしているときにジョギングで通りかかって、追いかけられたのだろう。
たしかにうちのMaxは噛んだり吠えたり困った犬だが、追いかけた犬とは違う。
いえ、あれはうちではなくて、うちの犬もうるさく反応して困っていたんです、と説明する。前にも一度見かけたんですけど、どこから来たんでしょうねーと、さりげなく言ってみて、Maxのぬれぎぬを晴らすのに努める。
あ、そうだったんですか、とどうやらわかってくれたようで、すみませんでした、と言って帰って行かれた。
しかしあの柴犬のあやしいところは、首輪をしていない点だ。せめて首輪があったら飼犬だとわかるけど、首輪がないし、でも野良犬にしてはそんなによく見かけるわけでもないし、謎だ。
うちでも、犬たちのシャンプーをする時に首輪を外して、そのまま首輪なしで庭に放すことがあるが、そんなタイミングで逃げ出したんだろうか。
これがセントバーナードとかなら、ご近所の飼主さんならすぐに思い当たるだろうが、柴犬はこのあたりにわんさかいて、どこのお宅なのか見当がつかない。