寒い冬の夜の散歩は、できることならパスしたい(ごめん、犬たち)。
でも本人たちはぬくぬく毛皮に包まれて、全然寒くなさそう。それに、散歩を何よりも楽しみにしているのだから、私の気分でパスして楽しみを取り上げるわけにもいかない。
朝の散歩タイムも寒いが、うちは夏でも冬でも、早朝に散歩に出ることはない。
まだ薄暗い時間、トイレのため外に出たい健太に起こされ、寒さに震えながら玄関を開けてやることがあるが、外を見ると、もう犬を散歩させている方もいる。
日が昇った後でも、今の季節、散歩に出るのが楽しくなる気温ではないが、うちは、気温が上昇し、完全防備で行くと暑いくらいの時間になってからの散歩が日課だ。
寒い思いをするのは夜だけなのだから、と自分に言い聞かせて、今日も散歩に出る。
夜の散歩の冬装備。あったかい服を着込むのが基本だが、追加の装備の中で、ネックウォーマーはとてもいい仕事をする。
ダウンコートの首元のボタンをとめると首はカバーされるが、その下にネックウォーマーを着けると完璧。全身の暖かさが一段階上がる。
冬は防寒のため、夏は日除けのため、春秋は両方のため、思えば首には年中何か巻いている。
そして足元はブーツ、手には手袋。
うんちを処理する時に、処理袋を広げてブツを拾って袋の口を結ぶという一連の作業が、1回の散歩で多いと2匹で4、5回あるので、手袋をいちいち着脱するのが面倒で、指先なしのタイプにしている。が、そろそろ手先の冷たさに耐えられなくなってきた。
ネックウォーマー、ブーツ、手袋以外に体の保温をするには、帽子と耳当てという手があるが、この冬はまだ使わずにいけている。
いろんな装備を使うと、歩き出したら全然寒くなかったりするので、寒いのが大嫌いな私も、そんなに寒い寒いと思わなくていいのかもしれない。
これは寒い暑いには関係ないが、夜の散歩の夜道を照らすのに、私は懐中電灯を使っているところ、先日、お友達がランタンを持って散歩していた。
なるほど、ランタンだと手首にかけたら両手が空くし、懐中電灯みたいに明るさが前に集中するのではなく周囲全体が明るくなる。これはよさそうだ。
その後、他の散歩の人たちを注意して見ていると、ランタン派が結構いることに気付いた。今までは全然目に入っていなかったのに、一度気になるとがぜん欲しくなる。
早速ネットで注文した。届くのが楽しみだ。
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