最近、散歩に出る時に、「カマキリ探して来て！」と息子から指令が出る。
学校の友達がカマキリを欲しがっていて（というのも変な言い方だが）、たまたま家の塀にいたカマキリを捕まえて持って行ってあげたらすごく喜んでくれて、家でかわいがっているそうだ。
それで、自分も欲しくなったらしい・・・
うちの周りには、雑草ボーボーの空き地や公園がいっぱいあるので、カマキリなんてすぐ見つかるだろうと、最初は軽く考えていた。
ところがこれが、全然見つからない。
ここ数日、朝も夜も結構まじめに探していて、しょっちゅう立ち止まるので健太とMAXに嫌がられる（散歩中なので…）くらいだけど、成果ゼロだ。
バッタならいっぱいいる。草むらをガサガサッとすると、顔の細いのやら四角いのやら、茶色いのやら緑のやら、いろいろピヨーンと飛び出してくる。
でもカマキリは、そんな風に飛ばないので、草と同化していてわからない。
普段、別に探していない時には、草むらに顔を突っ込んで草を食べているMAXのすぐ横にいたり、家の門にくっついていたり、時々遭遇するのに、いざ探してみるとこんなに見つからないことにびっくり。
見えていないだけで、本当は草の中にいっぱいいるのだろうな。
「ここにいるのに！」と、カマキリ的には思っているかもしれない。
息子も、朝、昼、夜と時間を変えて自分で探しに出るけど、いつも収穫ゼロで帰ってくる。
ついにあきらめたのか、虫つながり（？）でイモムシをつかまえて、瓶に入れて飼い始めた。
葉っぱを食べるスピードと糞の量がすごい！
もりもり食べ続ける様子は、まさに「はらぺこあおむし」の世界でかわいらしい。
今日の朝の散歩でも、カマキリは見つからなかった。
代わりに、シャクトリムシがいたのでお土産に持って帰った。
どうかな？と思ったけど、喜んでくれて、さっそく瓶の家を作っていた。
小6男子、まだまだ子供らしい。
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