長らく首輪を使っていたけど、このたびハーネスに変更した。
うちは健太もMAXも、散歩の時によく引っ張るのだけど、首輪だと引っ張った時に、繊細な器官が集まる首にすべての負担がかかってしまうらしい。
らしい、って、首を引っ張っているわけなのでよく考えると当たり前なんだけど、犬には首輪、という固定概念があって、ハーネスという選択肢は今まで頭に入ってこなかった。
それが、負担が胴体に分散されるハーネスの方が犬にやさしい、とよく聞くので、急に気になっていたのだ。
今まで気にしてこなかったハーネスなので、何にも知らない。調べてみたらタイプも素材もいろいろあって、頭がクラクラする。
数日間格闘した結果、すっぽ抜けにくそうなカバー範囲の広いタイプに決めて、あとは色柄が好きなものにした。
さて、犬たちはどう反応するだろう。
なにかと反応が大きいMAXは抵抗して大変かも、と覚悟していたけど、意外にすんなりと受け入れた。
装着するのも嫌がらず、歩き始めると、いつもと違うことに気付いてないのでは、というくらいに無反応。
反対に、いつもおとなしい健太の方が抵抗した。
まず、頭からハーネスをかぶせるのを嫌がり、装着してからも不快そうにしている。散歩に出ようとすると、こんな変なものを付けて行かないぞ！とでも言うように、踏ん張って外に出ようとしなかった。
しかし、時間をかけて外に連れ出して歩き始めると、あとはもう散歩の魅力に勝てず、いつものように夢中になって歩き出した。
時々自分の背中を振り返って、気になっているような様子だったけど、全体的には初回散歩はスムーズに終わったのでほっとした。
2週間経った今ではもう慣れたようだ。途中で大暴れした時のためにお散歩バッグに仕込んでいた首輪も、もう必要なさそう。
でも一つ、気になることがある。
歩いている途中で、体をブルブルっと震わせる、“柴ドリル”をよくするようになったのだ。
MAXは今までもよくブルブルしていて、散歩中も落ち着きがないのはさすがMAX…と思っていたけど、今までそういうことがなかった健太もしょっちゅうブルブルするようになったので、これは絶対ハーネスが関係していると思っている。
良かれと思って選んだカバレッジ多めのデザインが、体に気持ち悪いのかな。
もっと細いタイプを試してみようか…
すっぽ抜けそうで怖いんだけど…
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