BAD Shiba MAX 改善日誌

気性が荒い柴犬MAXが良い子に近付いていく記録、になりますように - Days with Bad-Tempered Shiba Inu Dog with Hope for Improvement

抜糸

去勢手術を受けさせるか、やめておこうか、数か月悩んだ。 その時のことはこちらの記事に書いた↓。 max-kenta.hatenablog.com 結局受けさせることにして、手術後11日目、待ちに待った抜糸のために動物病院に行く。

本人は邪魔なエリザベスカラーにすぐ慣れ、いや、慣れてはいないんだろうが存在を無視すると決めたのか、いつも通りの動きをするようになった。

慣れないのは私だ。後ろ足で立ってじゃれてくると、カラーが腕に当たって痛い。首回りにプラスチックを付けたまま全力疾走するので、何かに引っかかりそうで危なくてはらはらする。首がかゆくてかいているけど、カラーの上からなのでカリカリ聞こえるだけでかけていない姿を見るのが切ない。

抜糸が終わればエリザベスカラーを外すことができると、待ちに待っていたのは私の方だった。

抜糸の時の様子

抜糸は縫ってある糸を取るだけなので、麻酔はかけない。

診察台に乗せたMaxを看護師さんが後ろから抱きかかえ、獣医さんが処置を始める。Maxは怖いしイヤなのだろう、うなり、吠え、暴れ出す。なんとか11日間取れずにいてくれた頑丈なエリザベスカラーをまだ付けているので、看護師さんの腕を噛むことはそう簡単にはないとわかっているが、横で見ている私はそれでも怖い。

だんだん暴れるのがひどくなり、渾身の力を込めて全身をくねらせ、診察台に体をぶつけ始めた。がっちり抱きかかえている腕を、勢いで振りほどこうとしている。もし腕から逃れてしまったら、部屋中を暴れ回るだろうし、ひょっとしたら逆上してお医者さんや看護師さんを噛むかもしれない。

心配する私をよそに、お二人とも、「そやなー。いややなー。よしよし」と、淡々と処置を続ける。そして数分後、抜糸が終わる。エリザベスカラーを外し、床に降ろされたMaxは、さっきの狂気はなんだったんだ、というくらい、普通の穏やかな柴犬に戻った。

獣医さんに、途中でひどく暴れ出した時はもうだめかと思いましたよ、と話したら、あの暴れ方は想定内です、とのことだった。柴犬のサイズだと、暴れてもなんとか抑えられるそうだ。これが大型犬だと無理らしい。とにかく、お手数をおかけしてすみません、ありがとうございましたと、自然に頭が下がる。

手術跡はきれいに治っているということで、一安心。家では痛がっていましたかと聞かれ、手術当日と翌日ぐらいまではいつもよりおとなしかったが、痛くて辛いというよりは、いつも通りの動きができなくて困惑しておとなしい感じだったと答える。

こちらも痛みをできるだけ与えない処置はしましたが、痛かったかどうか、実際のところは本人にしかわかりません、とのこと。本当にその通り。おそらく痛かっただろうし、怖い思いをさせたこと、手術後に不自由な数日間を過ごさせたことは、間違いなく事実。こんな犠牲を払ってでも去勢をした意味があったと思える時が来てほしい。これに尽きる。

カラーが邪魔になりつつも、いつも通りの勢いでおもちゃに噛みつく。